サンレット(山岳トイレ、里山トイレ)環境配慮型エコトイレシステム

サンレット(山岳トイレ)は土壌処理式・環境配慮型山岳トイレシステムです。
土壌処理槽にて再生した再生水を便器の洗浄水として再利用します。
足踏みポンプにより、全く化石エネルギーを使用しない環境配慮型エコトイレシステムです。

2023年1月現在、全国に97ヶ所設置

環境省 環境技術実証事業ETV

実証番号  030-0301
    実証済技術名 土壌処理方式

実証番号 030-0403 
    実証済技術名 洗浄水循環式し尿処理システム(土壌処理方式)

新技術名称:サンレット
     NETIS登録番号:CB-030061

サンレット(山のトイレ)の特長

1・汲み取り量は軽減されます
 大便は便槽内で酵素の働きなどにより液化されますので、汲み取りがほとんど要りません。
 液化された、し尿は便器洗浄水とともに土壌処理槽へ流入し、土中の微生物により浄化されます。
 浄化された水は便器の洗浄水として再利用されます。
 (使用頻度、設置条件にもよりますが、5年~10数年に1回、汚泥の引き抜きが必要となる場合があります)。

2・水と電気が要りません
 工事の時に初期水を入れれば、その後は水を補給することなく洗浄水を循環利用できます。
 し尿の処理に電気は使いません。
 ※ただし、トイレと土壌処理槽との高低差が大きい場合、洗浄水をポンプアップする電力が必要です。

3・悪臭が少ない
 トイレ室内は便器の排便口が、便皿開閉式で水封構造になっておりますので臭い上がりが少なく快適に使用できます。
 また、土壌処理槽部は土中にて汚水処理を行なうので、地表に悪臭が出る事はありません。

4・簡易水洗便器
 足踏みポンプ方式により電気を使用せず、約300cc程度の少量の洗浄水で便器を洗浄します。
 汚水を土壌処理する場合、洗浄水の少ない専用の簡易水洗便器との組み合わせは理想的です。

5・維持管理が容易です
 サンレットは維持管理が容易なのでメンテナンスが少ないトイレが実現出来ます。ただし、大きな便槽や、現場の
 自然条件と、ピーク時の使用回数を考慮した設計が必要です。理想的には1日1回便器の清掃。月に一度の消化酵素
 と消臭酵素を各便器より投入、便槽内汚水フィルターの清掃をして下さい。ペーパーの分別が理想的です。
      ※システムを長く使って行く為に、弊社での年次点検の実施を提案いたします。 
                       

サンレットシステムの説明

サンレットカタログ(PDF・2.04MB)